株式会社いないいないばぁ

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2017-02-28

廃業スキー場を片っ端から再建!開業8年で利益180億円を叩き出す「マックアース」


あなたは最近いつスキーに行きましたか?

“20年前に行ったな…”
という方、実はとても多いんです。

それもそのはず、スキーのブーム最盛期は1998年の1800万人。

1987年に公開された、原田知世さんが主演の
『私をスキーに連れてって』
という映画がきっかけで、スキーブームが発生。

スキー場の設備がまったく整っていない状態で、リフトと山小屋さえ立てれば人が来る状態が何年も続きました。
スキー場経営者の慢心も重なり、ブーム終焉とともにスキー人口も減少。

お金も時間もかかる。
それなのに利便性や快適性が低い。

近場で楽しめるアミューズメントが増加し、スキー人口の減少に拍車をかけ、2013年には770万人にまで落ち込みました。

低迷状態とも言われているスキー業界ですが、今、各地で来場者が倍増しているスキー場が相次いでいるのをご存知でしょうか?

しかも、廃業したり、赤字運営が続いていたスキー場が大復活。

そんなスキー場の再開発を手掛けているのが「マックアース」。

開業から8年で180億円の利益を叩き出しています。

今回はそんなマックアースの驚異の成長率を紐解いていきたいと思います。

スキー場に個性を出して売上5割増し

株式会社マックアースは、スキー場などの野外施設の運営・再生を通じて、地域の創造を目指している会社です。

社長の一ノ本さんは、高校時代にスキーで国体にも出場したことのある実力者。
その後、両親から引き継いだロッジを経営しながら、スキー教室などを開き生計を立てていました。

ある時、「経営が悪化しているスキー場を運営してほしい」という依頼を受け、スキー場などを再生させる「マック―ス」を立ち上げます。

そんな一ノ本さんは「同じスキー場は一つもない」と言います。

日本に100箇所近くあるスキー場。
スキーブームが去り、多くのスキー場が経営困難な状態になっています。

2012年に廃業が決まった北海道小樽市のスノークルーズ・オーンズもその一つ。
絶景が拝めるものの、リフトがたった2本しかない小さなスキー場でした。

周辺には大規模なスキー場が立ち並ぶ激戦区。
スキー人口の減少とともに、来場者も激減。
やむなく廃業が決まりました。

そこで再建を担ったのがマックアース。

打った一手が
「スポーツジムに行くより安いかも。オーンズにて健康増進してください!」
という謳い文句でした。

なんと、
スキーの動きをフィットネスに見立てて集客を始めたのです。

今までのリフトシーズン券(4ヵ月分)が6万円。
1か月1万5千円かかる計算では、フィットネスとしては高過ぎるということで、1か月5千円で2万円のシーズン券を販売しました。

国道沿いで札幌から最短20分、小樽からも近いという利点を活かし、集客を見込んだ考えでした。

価格を3分の1にするという大胆な改革。

その結果、1年目で来場者数は4倍増の1800人以上。
周囲には飲食店やレンタルの利用も増え、総売上は5割増となりました。

まずは、「スキー場の来場者を増やす」というこの作戦は大成功しました。

しかし、マックアースの戦略はスキー場内だけにはとどまりませんでした。

時間外の営業がもたらす利益

冬に一面雪景色だったスノークルーズ・オーンズへ夏に訪れると、そこは一面の「ユリの花」が咲いています。

この一面の「ユリ園」。
通常、スキー場は冬しか運営しないもの。という考えを覆す、雪が降らない「夏」にも来てもらえる取り組みを考えました。

スノークルーズ・オーンズは、夏も涼しく、景色も絶景。
そこの広大な敷地を活かして200万株以上もユリの花を植えたのです。

冬にゲレンデを滑るためのリフトは、山の上部へ行くためのアクセスとして利用。
リフトで上るときに、足下にユリの花一面を望むことができます。
このユリ園は、子どもからお年寄りまで楽しめる場所として大ヒット。

一ノ本さんが目指すのは、その地域の活性化。
お客さんに楽しんでもらうだけではない、従業員・地域のことも考えた経営を行っています。
「スキー場の本当の役割は、出稼ぎに出なくてもすむようにしたことです」
と一ノ木さんは言います。

冬にしか人が集まらないスキー場のある多くの地域は、かつて出稼ぎに都心部へ働きに行くことが当たり前だった地域でもあるのです。

実は、一ノ本さんの父も昔は出稼ぎに出ていました。
しかし、近くにスキー場が出来きたことがきっかけで民宿を始めたため、出稼ぎに出なくて済むようになったのです。

スキー場が1年中人を集めることができれば、出稼ぎ生活に終止符を打つことが可能になる。
そして、若者が都心へ流出するのを防ぐ雇用先にもなっているのです。

スキー場を通して地域の雇用まで考えるという、一ノ本さんの使命感が、たった8年間で全国に32箇所ものスキー場を運営するに至ったのでした。

「好循環」を生み出す方法

地域経済をスキー場が担う原理。

スキー場が繁盛すると、
リフト会社やレンタルショップ、民宿やレストランなどが繁盛し、その地域に雇用が生まれます。

若者が将来を見据えて働ける場所が提供できることで、地域人口の減少を食い止めることにもつながる。

人が集まることで、公共交通機関も売上げが上がる。
さらに、人が町から離れなくなり、人口増加による地方税の増収にまでつながるのです。
すると利便性や住民サービスにも財政を割けるようになるため、地域が成長していく。

通年運営できるスキー場が誕生することで、スキー場だけでなく他にも大きな好循環を生む結果を出すことができました。

好循環を生む方法、そのために一ノ本さんは意図的に将来のビジョンを語ります。

組織を統一し盛り立てるものは「ビジョンの共有」以外に出来ないと言い切ります。

「ビジョンの共有化」でプラス6万人の集客

岐阜県郡上市高鷲にあるスキー場ダイナランドも、一ノ本さんから「ビジョンの共有化」という経営アドバイスを受け成功した施設です。

再生方法としては、「30万個のLEDイルミネーション」。
そして、名古屋から1時間半で届く立地を生かして、17時までだった営業を23時まで延長にしたことです。

その結果、
仕事帰りや昼間の混雑を避ける客が押し寄せ、ナイター営業で6万人増の24万人の入場者となりました。

しかし、当初多くのスタッフはナイター営業に反発しました。

勤務体系はどうなるんだ。
負担が大きい。
夜に人が来るわけない。

そんな声に一ノ本さんは「スキー場は20年間違う景色を見せていない」というアドバイスを送り続けました。
スキー場にも訪れる人が飽きない変化が必要だと、ナイター営業を実施。

その結果、大幅に入場者数を伸ばしたのを受けて、スタッフたちの心にも変化が生まれました。

「今までとは違う景色を見せよう」

ダイナランドにあるLEDイルミネーションも、恋人に大人気の鐘もスタッフたちの提案から生まれたアイデアです。

再建だけでなく、組織の力を引き出す。

この経営戦略は、スキー場だけでなく、地域にも大きく還元されていることがわかるデータがあります。

郡上市の観光業の推移ですが、2012年高鷲のホテル・旅館・民宿の利用者数は7万人。
それが、2015年には17万人まで増えているのです。

スキー場が掲げた「ビジョンを共有する」経営戦略は、人の流れを作り、町の活性化にも大きく貢献したのです。

まとめ

スキー人口が半減する中、
スキー場再生を担う「マックアース」は、スキー場の利用方法を今までの枠でとらえずに経営を打ち出しています。

夏にもスキー場を訪れてもらえる工夫。
営業時間の延長。
今までに囚われない、集客の提案。

そして、スキー場を再建し利益を上げる。

マックアースが生み出している価値は、スキー場内だけではありません。

再建によって生み出される雇用。
再建によって活性化する地域経済。

「持続可能な中山間地域の創造をめざして」

そのビジョンと大義が、一つ一つの挑戦が成功していく原動力になっていくのです。
あなたのビジネスの参考にしてみてください。

    

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