こんにちは。さおりです!
今となっては 過去の栄光や、若気の至り…
そうした思い出として記録されている
『武勇伝』
だけど振り返ってみると、
新たな “気付き” があるかもしれないし
誰かの背中を押したり
勇気付けるきっかけになるかもしれない。
成功してる人の”今(いま)”の
ライフスタイルや話を聞くのは悪いことじゃない。
気持ち良いしワクワクする。
でも、そうゆう話を聞いたって現実は何も変わらない。
それよりもそこに至るまでの
“上手く行かなかった所から上手くいくまで”に
どんな行動をして、何を学び、
どうやって今に至ったのか?を聞く方が
絶対に役に立つ。
そして、行動すること。
そう仰っていたのは、現在、主に自分の好きな事を仕事にしたい人に向けて、コンサルをされている株式会社Lien 代表取締役社長 小山 聡一朗(こやま そういちろう)さん。まさに武勇伝インタビュー第一回目を飾るゲストにぴったりな方!
そんな小山さんに「武勇伝」をテーマにお話を伺いました。
ー小山さんと初めてお会いしたのはたしか、2年前のセミナーですよね。それからちゃんと話したことがなかったので、今日とても楽しみにしてました!
そうかもしれないね! ありがとう!
ーFacebookの投稿は良く拝見させて頂いてたのですが、海外に行かれたり、色んな方と会われてたり、馬に乗ってたり…! 本当に楽しそうなライフスタイルを送っていらっしゃるので、色々聞いてみたいなと思ってたんですよね。
ーそれでは、早速なのですが、
ずばり!小山さんにとっての “武勇伝” とは何でしょうか?
そうだねー。人生の失敗、というような挫折の数が多いことかな。
ー失敗の数ですか(°_°)!?
うん。「若いうちに苦労しろ」とは良く言いますが、かなりの数の挫折経験をしてきたと思う。
ーその中で、特に大きいエピソードを聞きたいです。
それでいうと3つかな。一つ目は16歳の時に、夢を諦めざるをえない状況に陥ったこと。
当時野球部で、本気で甲子園や、プロを目指してて、だけど親が知人に騙されて、破産してしまって…。
ーなんと(*_*)
それでも自分には「野球を続けて欲しい」と言ってくれたんだけど、そんなこと言ってられる状況ではなかったんだ。このような形で夢を諦めたこと。本当に悔しかった。だけど、その時にお金で悔しい思いをしたからこそ、将来自分は社長になって、金持ちになろうと決めたんだよね。
2回目の挫折経験は、25歳、飲食店の店長時代。今まで色んな仕事を経験したけど、ここまでの経験はなかった。3年間 1日20時間、ほぼ毎日働いていて…。笑 ついにはパニック障害やメニエル病、うつ病にもなった。
ーそれはやばすぎる…。ブラックの度が超えてますね(*_*)
若いから今は出来るけどこのまま歳取るとこんな働き方は出来ないなと思い、誰かに雇われるのではなく、自分でビジネスをしようと決めたんだけど、ここで3つ目の挫折経験。わずか3ヶ月ほどで、借金が600万に膨れ上がり、自身も破産寸前。
その3ヶ月で一体何があったのですか??
今考えると、言われるがままだったなと思うんだけどね。自分で稼いでいくためのノウハウを学ぶために、起業塾や、コンサルを受けたりしてて。高額な商材も購入。なぜなら、昔から素直な性格だったから、講師の人達が 「稼ぐためにはこれくらいの投資が必要なんだ!」「こうすれば稼げる」と言うことに手当たり次第手を出した。素直だったから言われるがまま。苦笑 疑いがなかったのかもしれない。
ー親の破産で夢を諦め、過労勤務で精神的にもボロボロになり、さらには自分が破産寸前…。一つでも辛すぎる出来事なのに、3つもあるなんて…>_<
まだまだ他にも、会社情報が悪用されたり、商品の販売をお願いされて良い商品じゃなかったから断ったらネット上に変な嘘が書かれて、消して欲しかったら商品売るかお金払えば消してあげるとか。汗 他にも色々あるんだけどね^^;
ーだけど小山さんって今、おいくつでしたっけ?
今は33歳だよ。
ー29歳で自身も破産寸前、この数年間で急激に何が変わったのか、すごく気になります!
破産しそうになってこれからどうしたら良いか途方に暮れている時に、家にあった本で野球の野村監督(ノムさん)の “とある言葉” と出会ったことが大きかったかもしれないな。
ーそれはどのような言葉ですか?
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉なんだけど、“勝つときは、どうして勝ったのか分からないたまたまって場合があるけれど、負けるとき(上手くいかない時)は、何かしらの理由が必ずある” という意味。
ー深いですね、、、
ということは、これらの失敗経験も、何かしらの理由があるはず。そう思い、今までの “負け(失敗)の理由” を把握するために、とにかく上手くいかなかったことを書き出してみて、それを一つずつやめたんだ。
ーすごいシンプルですね(°_°)!
それらを含め、自分の “分析” ができたことにより、何をするべきか、判断できるようにもなった。
ー他人に教わったり、成功ノウハウに頼るのではなく、自身で必要なことを見つけ、解決していったということですね。
おかげで借金もあっという間に完済できて。さらには不思議なことに、これを周りの人に教えてあげたら、その人たちもどんどん成功していったんだよね。
ーそれはすごいですね!
ーそんな小山さんは、これからチャレンジしてみたいことはありますか?
2つあるんだけど、1つ目は、違いを認め合えるコミュニティを作ること。
今の世の中、本音で話せる場が少ない気がするんだよね。先生が言っていることが絶対とか、僕が正しいということはないし、その人なりの正義があり、それに伴って動いているわけで。そういうのを全部認め合い、“違いがあって面白いんだ” と思える大人が集まる、コミュニティを作りたいと思うんだ。
ーきっと、大人が楽しそうだと、自然と子供も幸せなはずですしね。
2つ目は、自分が響いた言葉をまとめた本を出版すること。昔から、書くことや話すことが好きで、節目節目で、素敵な言葉に出会ったことで救われたということもあるから。最近では自分で本も作れるし売れた分だけ、販売できる仕組みがあるんだよ。ほぼ、お金をかけない形でビジネスだって作っていける。時代の恩恵だよね。
ーそうなのですね! その本買います!
手売りをして、届けたい人に届けていく。その反響が広がり、出版社から声がかかるのが理想だね。
ーそんな小山さんが人生の先輩として、今伝えたい “言葉” を教えていただきたいです。
『考え方はポジティブ、シミュレーションをネガティブに』、ということかな。ほとんどの人が、“失敗はしちゃいけないことだ” と思いがち。だけど、僕自身、振り返った時に、過去の失敗は必要な経験だと思うし、それがあったからこその、今だと思うんだよね。それでいうと、トランプ大統領も破産しても大統領。ウォルトディズニーなんて、確か7回くらい破産してなかったかな(笑)
ー7回も! たしかに、何事も失敗ありきの人生だと思うことで、ポジティブに行動することができそうですね!
だけど、できることなら失敗は避けたい。そのために必要なのが、自身でどうなりたいか “シミュレーション” をすること。
ーこれは “自身で行う” というのが、大事なんですかね。
そうだね。まさに「信じるな、疑うな、確かめろ」という言葉が表すように、自身で冷静に判断することが大事になるね。
ーたしかに、冷静さ大事な気がします!
それらを意識した上で、自分のど真ん中を生きている人は強いし、そうした人を増やしていきたいとも思う。また、自分のような “失敗経験” をして欲しくない、とも思うから、今のコンサルの仕事は天職なのかもしれないね。
僕の武勇伝は、
失敗の数が多いことそこから学んだことは、
ポジティブな気持ちで
冷静にシミュレーションをすること。by 小山 聡一朗
〜編集後記〜
今回のインタビューで一番思ったことは、小山さんは本当に素敵な言葉をたくさん知っている方だなということです。それは、過去の辛い実体験があったからこその言葉で、そう感じられるような、一つ一つに強い力みたいなのがありました。そして、とにかく優しい>_<! このインタビューが終わってすぐに「こういう人がいるよ」と、私のことをFacebookで紹介してくださったのです。
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