今となっては 過去の栄光や、若気の至り…
そうした思い出として記録されている『武勇伝』
だけど振り返ってみると、
新たな “気付き” があるかもしれないし
誰かの背中を押したり
勇気付けるきっかけになるかもしれない。
こんにちは。さおりです!
武勇伝インタビュー、今回お話を伺ったのは、香川県在住の25歳。旭宝GROUP株式会社 代表取締役 藤井 悠平さん。
最近、香川県の企業で初めて、“クラウドワークスアンバサダー” の称号も取得された、未来を担う若き経営者です。
クラウドワークスアンバサダー
クラウドソーシング事業を展開しているクラウドワークス株式会社が提供する称号。クラウドワークスの効果的な活用方法の伝授、中小企業へのIT導入支援、クラウドソーシング活用による地域創生という活動支援及び実績がある企業に称号を授与されるもの。
そんな藤井さんに「武勇伝」をテーマにお話を伺いました。
ー藤井さんと初めてお会いしたのは、今年の春のセミナーですよね。同い年にも関わらず、起業されたり、いろんな実績もあって、すごいなと驚いたことを覚えてます。だから今日お話できるの楽しみでした(^-^)
ありがとうございます!
ー今も香川にお住まいなんですよね?
そうですね。東京や大阪にいたこともあるのですが、やっぱり地元が一番だなと思い、香川に住んでます。
ーそのことについても後ほど聞かせてください!
それでは早速なのですが、ずばり!藤井さんにとっての “武勇伝” とは何でしょうか?
そうですね。色々あるのですが、今回は2つ。「3歳でスナックやパブ デビューを果たしたこと」と「23歳で月収100万円を達成したこと」ですかね。
ーどちらもめちゃくちゃ気になります(°_°)!
まずは1つめ。「3歳でスナックやパブ デビューを果たしたこと」について、、、
あ、ちょっと思い出したんですけど、そのセミナーで藤井さん、二日酔いで来てましたよね(笑)
そうでしたね^^; 東京でお世話になっている経営者さん方と、朝まで飲んでました(笑)
ーお酒は強い方なんですか?
そうですね。特に呑みの席を盛り上げることは異常に得意で(笑)それも父の英才教育のおかげかもしれません。
ー英才教育ですか!?
はい。それが一つめの武勇伝にも繋がるのですが、幼い頃、造園事業を営む父に良く、スナックやパブに連れてかれてたんです。この時僕はまだ3歳にも関わらず、夜のお姉さんにジュースを注文していた記憶があります^^;
ー3歳って、、、デビュー早過ぎますね!
ほんとですよね(笑)だけどこの時の経験があったからこそ、呑みの席を通して年上の方と距離を縮めることが得意なんだと思います。きっと今の人脈にも繋がってますね。
ーなるほどですね。その後、学生時代について聞きたいです。
勉強も、スポーツも全然できませんでした。50点満点の実力診断テストとかで3点の時もあったほどで…。
ー意外です!
だけど、なぜか周りから勝手に指名されて “委員長” とかになることが多かったんですよね。思い返してみると、その当時から人をまとめたり、関係性を作るのは得意だったのかもしれません。
ー昔からリーダータイプだったのですね。ちなみにいつから経営者を目指されたのですか?
18歳からですね。思い返してみると、進路を選ぶ際に父から「勉強しなくても、自分みたいに職人として生きる道もある」と言われてました。
ーたしかに手に職の仕事は、そうかもしれませんね。
「ただ、勉強できればこんなしんどい思いはしなくても良いんだぞ」とも言われてて…。自分は後者を選びました。
ーなぜ勉強をすることを選んだのですか?
小学生の頃、父の手伝いをしたことがあったのですが、基本毎朝5時起き。暑くても寒くても外で、重い物を運んだりする土木の仕事は本当に大変で…。
結局高校は父と同じ?、土木関係の学校に入学しましたが、ビジネス本や自己啓発本を読むようになりました。
ー高校生でそのようなジャンルを読むの、珍しいですね。その中で、印象的な本はありましたか?
本田健さんの 『10代にしておきたい17のこと』という本ですかね。そこには、本当の成功者になるためには、オーナーなどになり、“自分がいなくても事業が回るようにする必要がある” と書いてありました。それがきっかけで、自分はそうした経営者になろうと決めました。
ーたしかに、いくら稼げても、忙しくて時間がなければ、成功とはいえないかもしれませんね。
なので僕はまず、実家の造園事業の “集客” を自動化させようと、19歳でサイトアフィリエイトに取り組みました。21歳までの2年間、鳴かず飛ばずの結果で…。最初に手に入れた報酬は76円でしたけどね^^;
ーそこから次の武勇伝がたしか「23歳で月収100万円を達成したこと」でしたが、その過程で何をされたのですか(°_°)?
主に3つあり、1つ目は自分がいなくてもできる作業を、“クラウドソーシング” を活用して、外注するようにしました。
クラウドソーシング
自社では持っていないスキルを優秀なスタッフへ外注することができる仕組みのこと。
2つ目は、これらの “自分が作業しなくても収益が上がる仕組み” をまとめたノウハウの販売。3つ目は、airbandbを活用した民泊事業のコーディネーターや内装事業の代行業務。そこでは建築学生を雇うことで経費を抑える仕組みを作りました。これらを合わせて、23歳で月100万円を達成しました。
ーおめでとうございます! それにしても、23歳で月収100万って、、、すごいですね(°_°)!!
ありがとうございます。だけどふと100万という手元にある数字を見たとき。「これって本当にしたいこと? 」って思ってしまったんですよね…。
ーといいますと?
成功者と呼ばれる方に良くしていただく中で、その方々の “疑似体験” をさせていただいたんです。 そしたら、タワーマンションや高級車といった、多くの人が憧れるものよりも、“地元” が一番落ち着くし、“友達” と一緒にいるのが一番楽しいなと感じて…。だったら、地元の友達が気軽に集まれ、楽しめるような施設を香川に作れば良いのでは?と思うようになりました。
ーそんな藤井さんが憧れる方はどのような人なんですか?
何人かいますが、だけどやっぱり父ですかね。職人ということもあり、何事にも感しても筋が通ってて…。昔はめちゃめちゃ怒られましたけどね^^;
ーそういう場合、反骨心で親とは違う進路を選ぶ人が多いイメージですが…
「嘘をつくな」とかの、人としてのしつけは厳しかったのですが、昔から「勉強しろ」「進路はこうしろ」みたいなのはなかったんですよ。
ーそんなお父様へ今、伝えたいことはありますか?
それが以前伝えたんです。大学卒業して、2年間現場監督をしていたのですが、その際に父と一緒に働いたとき。自分の方が現場を仕切る側なので立場も上だし、インターネットとかで稼いでいたので、どこか父のことを下に見ていた気持ちもあったんですよ。だけど、汗水垂らして働く、小学校の時と同じ父の背中を見て、「こうやってお金を稼いできてくれてたんだな。」とふと、感謝の気持ちが湧いてきて…。
その後、一緒に飲みに行った時に「今まで働いてくれて、育ててくれて、ありがとう」と伝えました。
ー素敵なお話ですね。お父様嬉しかったでしょうね。
ー藤井さんがこれから挑戦していきたいことはどのようなことですか?
四国最大のセミナー・コンサルティング事業を展開すること。他にも、イベント事業や宿泊事業にも携わること。これらを踏まえ、四国や香川県の中小企業の発展に貢献をし、地方が活性化する未来を築き上げたいですね。
ーぜひその挑戦応援させてください!最後に人生の先輩として、後輩に伝えたいことがあればお願いします!
人生は一度きり。やりたいことが今の環境でできなくて迷っているなら、悩みすぎず、思い切って決断して欲しいです。
それでも失敗を恐れ、中々行動できない人に僕は、「そのままの状態で60歳になったらどう?」と伝えるようにしてます。むしろ若いうちはいくらでもやり直しがきくからこそ、自分が “これ” と思うことに情熱をもって行動して欲しいですね。
僕が早いうちにお金を稼ぐことよりも、“大切なこと” を見つけられたのは、経営のなにもわからない青年を、ここまで育ててくれた経営者の皆さん。そして家族や友達などに、支えられてきたおかげでした。ですので、みなさんも、身近な人への感謝の気持ちを忘れず、「本当に幸せなことは何か?」。今より少し意識して、過ごしてみてください(^-^)
僕の武勇伝は
3歳でスナックやパブ デビューを果たし、
23歳で月収100万円を達成したこと。そこから見えたことは、
父の偉大さと
自分にとっての幸せの形。by 藤井 悠平
〜編集後記〜
今回のインタビューで一番思ったことは、藤井さんは時代の先を見抜く着眼点みたいなのが鋭いなということ。中々クラウドソーシングを用いてビジネスをしようとか、地元を活性化させたいとかも20代前半にして思わないでしょうし…。それからとにかく謙虚な姿勢!これらもきっと、お父様からの教えがあったからなんじゃないかなと感じました。これからの活躍にも要注目ですね!
旭宝GROUP株式会社HP
https://kyokuhougroup.com/
藤井さんが配信されているブログ
https://bossmaga.com/fujiiyuhei/
(勉強にもなりますし、どの記事も面白いです!)
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