株式会社いないいないばぁ

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2018-09-30

【Interview】私を変えてくれたきっかけは “大好きなフルーツ” でした。フルーツビューティースタイリスト 吉岡 晴奈さん


こんにちは。さおりです!

今回インタビューさせていただいたのは、フルーツビューティースタイリスト吉岡 晴奈 さん。晴奈さんと初めてお会いしたのは2年前、いないいないばぁのよしたくさんから紹介していただいたことがきっかけでした。

今は会社員として働きながら、土日などの空いている時間に、フルーツイベントやフルーツカッティング教室「frucatie」を主催されています。

そんな晴奈さんがフルーツを好きな理由や、フルーツの魅力。さらに、“フルーツビューティースタイリスト”としての今後の展望などをうかがいました。


(新宿マルイ 「フタバフルーツパーラー」にて)

ここのお店は、70年以上続く果実店、3代目のだいすけさんが、“もっと美味しいフルーツを気軽に食べてもらいたい”という思いで、オープンされたんですよ。

ー詳しいですね!

実は以前、フタバフルーツのイベントでフルーツカットパフォーマンスを行わせていただいたことがあるんです。


(200人以上のお客さんを目の前に、とても緊張しました)


(幅50cmほどのお皿にフルーツを盛り付け)

このように、毎回イベントは、多くの方に喜んでいただけることが嬉しいですね! 見た目だけでなく、その時期の美味しいフルーツを選ぶようにしています。


(記念日などのプレゼントとして、ご要望いただくことも)

フルーツビューティースタイリストとしての活動に至るまで

ーまずは、晴奈さんが “フルーツを好きになったきっかけ” を教えてください。

きっかけは、小学2年生の誕生日ですかね。今でも良く覚えているのですが、“新宿高野” というフルーツ専門店で、親がケーキを買ってきてくれたんです。真っ赤にコーティングされた宝石のような輝きに、思わず「かわいい(°_°)♡」とうっとりしました。
そこから、お祝いがあるたびに「タカノ!タカノ!」と言ってましたね(笑)

ーそれはかわいい思い出ですね! その後、フルーツを仕事にしようと思ったのはいつ頃ですか?

大学を卒業したあとなので、3年ほど前ですね。実は私、ニートだった時期があるんです。
周りと同じように内定先が決まり、そこに入社する予定だったのですが、事前の研修に参加した際、そこが宗教染みた社風だったことにその時気付いて…。「ここで働いてはいけない(*_*)」と、泣く泣く大学卒業した後に内定辞退しました。

ーなんと、とんだ災難でしたね…。

「これからどうしよう>_<」と、進路に悩んでいる時に、とりあえず紙に “興味のあること” を書いみたんです。その時ふと、昔読んでいたGREEというブログで、ずっと人気ランキング1位だった  こいけんさん(いないいないばぁの取締役)のことを思い出して。勇気を出して連絡してみると、運良く会ってくださることになりました。

ーどのようなことを話されたのですか?

思い切って「私、やりたい仕事がないんです…」と相談してみたんです。そしたら「じゃぁ、晴奈ちゃんが好きなものはある?」と聞かれたんですよね。そしたら幼い頃から好きだった “フルーツ” が浮かんできたんです。

ーそれまではフルーツを仕事にするという選択肢自体がなかったのですね。

そうですね。会社員として働くという一択でした。きっとその日を境に、私の人生変わった気がするので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです…。

そこからまずは、フルーツといえば 「千疋屋」だと思い、 親からは反対されながらも思い切ってバイトを始めました。最初は皿洗いばかりだったので、フルーツに触ることもできませんでしたけどね。それでも、時々味見をさせてもらったり、近くで綺麗にカッティングする様子も見ることもできて…。日に日に鮮やかにフルーツの姿を変えていく技術に惹かれるようになり、「こんな感じだったかな?」とうちに帰って、試すようになりました。

初めてのフルーツカット提供

その後、知り合いの女性が、「ザ・ファームカフェ」という、小さなカフェをオープンすることに。私もそこでオープニングスタッフになりました。千疋屋時代は、ひたすら皿洗いをしたり、スタッフもどちらかというと“作業”みたいな感じだったのですが、ここでは一からお店を作り上げる感覚で、メニューを考えたり、ポスターをつくったりもしました。お客さんとの距離も近かったので、会話することもできました。

ー楽しそうです!その中で印象的なエピソードはありましたか?

はい。ある時5歳くらいの男の子が、ディスプレイされているりんごを指差し「これが食べたい!」と言ってたんです。それはスムージー用のりんごだったので、そのまま提供することは出来なかったのですが、店長が私に「晴奈ちゃん、フルーツカットできたよね?」と聞いてきて…。今まで家族以外にカットしたフルーツを出したことはなかったのですが、そのりんごをウサギなどの形にして盛り付けました。それを見た男の子は大喜びしてくれて、嬉しかったのを覚えています。

ーその男の子が晴奈さんにとっての、初めてのフルーツカットを提供したお客さんということですね。

実はちょうどこの頃、「新宿高野」のフルーツカッティング教室で技術を学んでいたんです。その経験を活かすことができて嬉しかったし、こうして手を加えたことにより、付加価値が生まれるんだなと、誇らしく思いました。

ーだけどその後、就職をされたんですよね?

せっかく大学まで出させてもらったし、人生経験として社会人経験は必要だと思い、短い期間でしたがIT企業に就職しました。そして、次に就職した会社がその、昔から憧れの「新宿高野」。しかし、働き始めたばかりの去年の冬…。突然、“原因不明の病” が発症したのです。

ーなんと>_<

1ヶ月の間、ほとんど歩けなくて…。その後も膝の痛みが続き、立ち仕事がほとんどだった新しい仕事をできる状況ではありませんでした。いろんな夢を持って入ったけど、すぐ辞めることになり申し訳なく思ってます。

ーそれは辛かったですよね…。

今は体力も回復して、事務作業メインの会社で働いているのですが、思い返して見ると私、昔から体が弱かったんです。

体が弱かったからこそ、より魅力を感じたフルーツの力

フルーツを良く食べていた一番の理由は美味しいからなのですが、もう一つ。体にも、胃にも優しい、消化しやすい食べ物だったからです。特に、“朝のフルーツは黄金” という言葉があるほど、体に良いんですよ。

ーその理由、詳しく聞きたいです!

酵素は寝ている間に作られるのですが、その量は決まっていて、消化か排泄を促すためのどちらかに使われるんです。例えば、肉、魚や加工食品などは、消化に時間がかかるため、多くの酵素が必要になります。だけどフルーツは、元から酵素を多く持っているため、体でつくられた酵素を使うのではなく、自己消化してくれます。食物繊維も排泄促進に作用しますしね。だから、朝フルーツを食べて、消化に必要な酵素を使わないようにすることで、排泄が促され体の毒素が流れ、健康的になるため、そのように言われています。

ーなるほど!朝フルーツいい事づくしですね!

それから、自分が胃が弱いからこそ、昔から思っていたことがあって…。お菓子をもらう機会って良くあるし、私も好きなのですが、「これがフルーツだったら良いな」と思うことが良くあるんです。最近では、コンビニでもカットフルーツが売られるようになりましたが、もっと身近にフルーツが常備され、もっとフルーツの消費量が高い世の中になって欲しいなと思うんですよね。

ーたしかに私もお菓子を食べる時って罪悪感あるけど、フルーツなら安心感があります!

フルーツの消費量を増やしたい理由とは?

あともう一つ、意外と知られていないんですけど、廃棄されるフルーツって結構多くて、そうしたフルーツを救う活動もしたいなと思うんですよね。
日本のフルーツって世界一美味しいと思うし、実際に年々甘さも増してっているんです。だけど、高齢化が進み、人手が足らずに、収穫しきれないフルーツが地面にたくさん落ちてしまって…。そのため、味は問題ないけど見た目が規格外のため売れないフルーツがたくさん捨てられているのが現状。

ーそれはもったいなさすぎます…

そんな中先日、「多く育ちすぎて無駄になりそうだからもらってくれると嬉しい」というぶどう農家さんと出会い、20名ほど人を集めてぶどうパーティーを開催しました。


(その時の様子の写真 @いないいないばぁのオフィスにて)

参加者はもちろん、農家さんも喜んでくれて、さらに美味しいフルーツを救うこともできて嬉しかったですね。

今後の展望


ーここまでフルーツについて考えている人って、中々いないと思います。そんな晴奈さんの今後の展望をうかがいたいです!

フルーツの消費量が増えると、健康になったり、綺麗になったり、自然と日本全体良くなるはずだと思うんですよね。だけど、フルーツの消費量を上げるためには、まずは食べるための理由と、買うための理由が必要です。

だから、「フルーツってこういう効果があるんですよ」という魅力をもっと伝えられるようになりたいですね。そのために今は、フルーツの本を見つけては購入して勉強したり、来年3月に開催されるフルーツ検定を取得するための準備も進めています。

そして、もっと多くの人に家でフルーツを日常的に食べてもらいたいんですよね。カッティング教室を開催しているのもその理由の一つで、フルーツに一手間加えてアレンジすることによって、会話が生まれたり、華やぐ空間を作ることができます。さらに、一度習得した技術はずっと使っていけることもあり、実際に参加者の方は毎回喜んでくださいます。

これらの活動を通して、いつか講演会を行ったり、本も出してみたいですね。

大好きなフルーツを仕事にされている晴奈さんが、今伝えたいこととは?


ー最後にこの記事を読んでくださっている方に向けて、伝えたいことがあればお願いします。

まず、自分にとってフルーツがこんなにも大きな存在だったと気付かせてくれたこいけんさん。最初は反対していたけれど、カットの練習用にフルーツを買ってきてくれたりと、いつも影で応援してくれている親。最近では、色んな方の繋がりで、コラボイベント開催のお誘いなどいただくことが多くなりました。
病気になってしまったり、辛い出来事も今まであったけど、どんな時も一人では乗り越えられなかったと思います。まずは、支えてくれる周りの人たちに感謝の気持ちを伝えたいですね。また、そうした辛い時期あったからこそ、「本当は自分が何をしたいか?」と向き合うことができたおかげで、やりたいことが明確になってきた気がします。

フルーツカッティングにおいて自分より優れた人はたくさんいると、以前は比べて自信を失くしてしまうこともありました。ですが、どんな講師にもその人にしか出せない味があると気付いてからは、「自分の感性を大切に、今できること、自分にしかできないことを提供しよう!」と思えるようになれた気がします。

そういえば、「好きなことを仕事にすると嫌いになる」っていう言葉をよく聞いていたので、フルーツを嫌いになってしまうのではないかと、心配していたこと時期もあったんですけど…。私の場合、嫌いになるどころか、もっと好きになりましたね!

ーその気持ちすごく伝わってきます!

なんたってフルーツが私を変えてくれたので。だからみなさんも好きなことや、気になることなどあれば、小さなことでも良いので一歩踏み出して行動してみて欲しいです。たとえば本屋さんに行ってそのジャンルの本を手に取ってみるとか、調べてみたりとか。きっとその好奇心をきっかけに、楽しい未来が待っているはず!

私自身も、今以上にもっとフルーツ関連の活動時間を増やせるように動いていきたいですね。本当にフルーツって、美味しいし、見た目も可愛いし、ダイエット効果や美容効果もあるし…。いつかスタバにカットフルーツ盛りが売られているような世の中になって欲しいです♡

ーそれめっちゃ良いですね♡素敵なお話ありがとうございました!!


最後に晴奈さんよりお知らせ

『農家を応援してフルーツ文化を守る』という想いの元、
りんご農家さんとのコラボイベントを開催

【産直りんご4種食べ比べ】
日時:2018年10月11日(木)19時〜
https://www.facebook.com/events/683003695414401/?notif_t=plan_user_invited&notif_id=1537972013467924


こちらのフルーツの魅力情報満載のインスタもぜひチェックしてみてくださいね
@fruits_artist


〜編集後記〜

今回のインタビューで一番感じたことは、初めてお会いした2年前と比べて、「晴奈さんのフルーツ愛が大きくなっている♡」ということでした。ただ、“好きなフルーツを仕事にしたい” ということにとどまるだけでなく、フルーツの消費量をあげたいとか、農家さんの力になりたいなどの、「貢献の気持ち」を抱えていらっしゃること。そういうのがとても素敵だなと思いました。きっと、そうなれたのも、晴奈さん自身が辛い経験をしてきたから。だからこそ、周りに対しての感謝だとか、優しい気遣いができるんだと、お話を聞いていて思いました。あと、毎回お会いするたびに綺麗になっている←♡!! 私も早速朝フルーツ取り入れていきます(^ ^)!

 

 

  

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