3年ぶりに師匠から突然電話がかかってきて、
ホテルのラウンジで会うことになりました。
彼女は以前よりも大人っぽくなっていましたが、
やはり凛としたオーラをまとっていました。
それから2週間、一生でこれほど働いたことがある?
っていうくらいあちこちにオファーを出しました。
130人のフリーのウエディングプランナーさんと、
200ヶ所以上の会場と安くドレスをレンタルできる会社、
カメラマンやデザイナーにオファーを出してまくりました。
そして、その結果は・・・
ありえないくらいの
「まったく相手にされない」だったんです。
もう、なんど心が折れそうになったか分かりません。
いいアイデアなのに、みんな、なぜ分かってくれない?
というイラ立ちがありました。
でも、ふと昔彼女から言われ続けていた、
「あきらめる場所(回数)を決めるのは自分でしかない」
っていうマインドを思い出してオファーを続けたんです。
何より、これが形になった時のことを考え続けて
ワクワクを思い出して行動を続けました。
それでも、なかなか協力してくれる人が現れない・・
ただ少しでも話を聞いてくれた人に
感謝の気持を伝えることは忘れませんでした。
頭のなかで、このビジネスが始まってたくさんのお客さんが笑顔になったり、
社員たちが笑顔でやりがいを持って働いている状態をイメージしまくりました。
そして、オファーをかけ始めてから5日目。
ついにプランナーさんの中から
「おもしろそうだから協力したい」という人が現れたんです。
フリーで仕事をしている人で、
とにかく行列ができる有名なプランナーさんでした。
その人から、提携できそうな会場のリストもいただき、
なぜだかどんどん協力者が増え始めました。
そして、さっそく3件ほど結婚式の案件をもらうことができました。
さらに提携の会場が30会場、カメラマン3人、
集客をしてくれるウエディングプランナーさん20人。
プランナーさんのクチコミ効果もあり、
2ヶ月足らずで34件のサプライズウエディングへの申し込みが。
彼女との再会から2ヶ月のできごとです。
彼女と会話をした時間はたった1時間です。
そこから先、ビジネスが拡大するのはあっという間でした。
結婚式の参列者にもチラシを渡し、
集客の手伝いをしてくれるプランナーもどんどん増えて。
もちろん、実際の現場では失敗がたくさんあったけど、
自分のワクワクをビジネスにしてみんなに喜んでもらうことが
楽しかったんです。
それからわたしはこの経験を活かして、
ワクワクすることをビジネスに取り入れ、
コンサルをしてきました。
そんなある日、個人的にコンサルをしていた男の子から
電話がかかってきました。
彼は25歳で妻子持ちなのもかかわらず、
勤めていた会社がつぶれることになってしまい、
突然リストラを言い渡されました。
どうしても起業塾に入りたい!と言われたんですが、
距離的な問題があり、入塾をお断りして
個人コンサルを受けていただいていました。
普段は、メールやSkypeでのやりとりだったので、
めずらしいなと思いながら電話にでると、
とても興奮した声で、突然
「よ、400万を超えたんです!!」
「え?落ち着いて、いったい何が?笑」
「売上ですよ!こいけんさんのアドバイス通りにやったら、
とんでもないことになりました!!!
元手も、人脈もゼロだったのに、
いつの間にか人を雇えるレベルになったんです!」
「え?すごいじゃん、それ」
「ほんとーーーに、おかげさまです!!!!」
さて、彼は一体何をしたんでしょうか?
その具体的なやり取りをご覧ください、
このやり取りの中にも、ゼロからビジネスをたちあげる
秘訣や、自由になるための方法がちりばめられています。