こんにちは、こいけんです。

いつもお読みいただきありがとうございます。

こんなところまで読もうとするなんて
相当、頭がおかしいですね。笑
(最上級の褒め言葉です)

その行動力、ほんとに素晴らしいです!

物語の中で、何度もお伝えしてきましたが、
どれだけ感動をしても、行動をしなければ、
人生に変化が生まれることはありません。

でも、あなたはあれだけ長い物語を
きちんとここまで読み進めています。

これからもぜひ、
行動を続けていってくださいね。^^

そのお礼として、
「女子大生メンターの教え」の続き
特別にお届けします。

第5章まで読んだ方は

「レベルアップしたこいけんは
すぐに成功したはずだ」

と思われているかもしれません。

ですが、現実は違ったんです。^^; 笑

確かに彼女のおかげで
人間力はめちゃくちゃアップしましたが、
ビジネスがすぐに軌道に乗りませんでした。

軌道に乗らないどころか、
危機に陥っていたんです。

この物語では、
メンターの教えを忘れて
危機に陥ったこいけんが
どのようにして自由なライフスタイルを
築いていったのか

その過程を具体的にお話しています。

ビジネスをしている方も、
これからしようと思っている方も、
ビジネスなんて考えていないけれど
とにかく人生を楽しみたい方にも
おおいに役立つ内容です。

これまでと同じように
リラックスをしながら
集中して読んでくださいね。^^

それでは、再び、
頭のおかしい世界にいきましょう!

・・・・・・・・・・・

サプライズの会社を立ち上げて半年。
準備していた600万円の資金も、
いつの間にか、あと20万円しかない。

自分を信じてついてきてくれた
社員にも来月分の給料すら払えない。

いっそのこと、
もう逃げてしまおうかな?

そんなことしか考えられないほど
追い詰められていた時、
携帯がブルブルと震えた。

あ、くぅ(女子大生メンター)だ!

「久しぶりね。調子はどう?」
「久しぶり。実は今、
とっても困っているんだ・・・」
「ちゃんと壊してる?」
「は?どういうこと?」
「どうせいろいろ執着して
がんじがらめになっているんでしょ?
一旦手放してみれば
すっきりするわよ。」
「え?会社をつぶせってこと?
まだ6ヶ月しかたっていないし、
これからの会社なんだ。
その会社を手放すなんて・・・」
「会社を捨てろなんて言ってないわよ。
今までうまくいかなかった考え方をさっさと捨てて
新しいマインドをインストールしなさいよ。
あなた、なんのために
会社をはじめたの?」
「稼ぎたかったから
会社をはじめた・・・
お金を稼ぎたかったからかな・・・」
「はぁ・・・。
固まった物の見方を捨てて前に進めば?
久しぶりに日本に帰ってきたから
どこかで会う?」
「はい、お願いします。
助けてください。」

このような感じで、食い気味に返事をし、
3年ぶりに師匠と再会をすることになります。

これから続く彼女との会話の中で、
いかに彼女の教えからはずれた
考えや行動をしていたかを
思い知らされます。

それだけ、彼女の教えは本質をついていて
強力なものだったのです。

事実、彼女と再会したたった1時間で、
私は大きな気づきを得て、
ビジネスを復活させることになります。

わずか1時間で私の人生を変えた会話とは
どのようなものだったのでしょうか?

・・・・・・・・・・・

彼女は以前よりも
大人っぽくなっていましたが、
やはり凛としたオーラをまとっていました。

「なんか久しぶりね、この感覚。」
「うん、最高のタイミングだったよ」
「ところで、あなたは何を問題だと
思い込んでいるの?」
「いや、思っているんじゃなくて
問題なんだよ。」
「またー、忘れたの?
どんな時でも状況は問題じゃない。
あなたの在り方に問題があるだけよ。」
「う・・・」
「感謝忘れてるでしょ?」
「う・・・
確かに最近は
不平不満ばっかりだったよ。」
「感謝とワクワクするエネルギーが現実を
楽しい世界にするんだからもっと楽しみなさいよ。」
「は、はい!」
「前も聞いたけど、こいけんが本当に求めているものは
お金を稼ぎたいんじゃなくて、
自分が得た感動を分かち合いたいんでしょ?」
「あ・・・忘れてた。」
「なんのためにやるのか?の想いベースで動かないと
うまくいく訳もないし、続ける意味無いでしょ。
ただお金がほしいなら、営業やれば毎月100万円いくでしょ?」
「う・・・確かに。」
「聞くけど、あなたが今までに仕掛けたサプライズで
相手が一番喜んで、自分も嬉しかったものってどんなものだった?」
「うーん、うー・・
あっ、一つ下の男の後輩が結婚をした時、
会社のメンバーでサプライズで結婚式をしてあげたことかな」
「サプライズで結婚式?
奥さんはそれでよかったの?」
「うん、奥さんが2度めの結婚で子供がいて
式が挙げられなかったんだ。
で、二人に内緒で山奥のレストランでこっそり準備をして、
仕掛け人にあちこち連れ回してもらった後に、
レストランでみんながこっそり待っていて
そのまま式を挙げてもらったんだよ。
その時の夫婦の涙だらけの顔とこっちも感動したコトは
今でも忘れられないな」
「なるほどそれは感動するわね。
じゃあそれをビジネスにするとしたら
どんなプランが考えられる?」
「えっ?サプライズで結婚式を?ビジネスに??
でも、2人に内緒にするなら・・
あ、旦那さんだけは協力者にしたら・・・
うーん、そんなサービスがあったら最高だなぁ・・」
「じゃあさらに聞くけど、それをビジネスにしたとして
関わりそうな人たちが困っていることは?」
「例えばプランナーさんは給料が少なくて不満が多いなぁ・・
会場は、、?レストランならいいけど、式場は空いてる日が多い
ことはマイナスなんじゃないかな??ウェディングカメラマン
も・・土日以外は何してるんだ?
あっ・・・そっか、
困っていることを解決するのがビジネスだった!!」
「じゃあ、まったくお金をかけずに集客をするとしたら、
だれと組めばうまくいくと思う?」
「あっ・・!コラボか!!
プランナーさんや、知人に声をかけるだけで式を挙げていない
夫婦は何人もいそうだな・・」
「大切なのはどんな時も、自分一人でやろうとしないこと。
あなたは人とつながれる言葉が話せる。志や至誠を持って動けば
動かない人は一人もいないって教えたわよね?」
「う、うん。今は会おうと思えば誰にだって連絡が取れる時代。
自分の気持ち次第で、できないことはない世の中だった!」
「どうしたら、コラボ相手の不足やスキマを埋めてあげられるか?よ。
それができれば、関わる人みんなが幸せになるビジネスができるわ」
「うん!ありがとう!早速動きまくるよ!!!」

それから2週間、
一生でこれほど働いたことがある?
っていうくらいあちこちに
オファーを出しました。

130人のフリーのウエディングプランナーさんと、
200ヶ所以上の会場と安くドレスをレンタルできる会社、
カメラマンやデザイナーにオファーを出してまくりました。

そして、その結果は・・・

ありえないくらいの
「まったく相手にされない」
だったんです。

もう、なんど心が折れそうになったか
分かりません。

いいアイデアなのに、
みんな、なぜ分かってくれない?
というイラ立ちがありました。

でも、ふと昔彼女から言われ続けていた、
「あきらめる場所(回数)を決めるのは
自分でしかない」

っていうマインドを思い出して
オファーを続けました。

何より、これが形になった時のことを考え続けて
ワクワクを思い出して行動を続けました。

それでも、なかなか
協力してくれる人が現れない・・

ただ少しでも話を聞いてくれた人に
感謝の気持を伝えることは
忘れませんでした。

頭のなかで、このビジネスが始まって
たくさんのお客さんが笑顔になったり、
社員たちが笑顔でやりがいを持って
働いている状態をイメージしまくりました。

そして、オファーをかけ始めてから5日目。

ついにプランナーさんの中から
「おもしろそうだから協力したい」
という人が現れたんです。

フリーで仕事をしている人で、
とにかく行列ができる
有名なプランナーさんでした。
その人から、
提携できそうな会場のリストもいただき、
なぜだかどんどん協力者が増え始めました。

そして、さっそく3件ほど、
結婚式の案件をもらうことができました。

さらに提携の会場が30会場、
カメラマン3人、
集客をしてくれる
ウエディングプランナーさん20人。

プランナーさんのクチコミ効果もあり、
2ヶ月足らずで34件の
サプライズウエディングへの申し込みが。

彼女との再会から2ヶ月のできごとです。
彼女と会話をした時間はたった1時間です。

そこから先、ビジネスが拡大するのは
あっという間でした。

そして、
自分の思い描いていた世界に近づけた私は、
次なる興味を持ち始めました。

この考え方や物の見方は
ほかの人でもうまくいくのだろうか?
自分は偶然、うまくいっただけなのではないだろうか?

このことを検証するために、
中小企業のコンサルをはじめたところ
「全ての企業」で成果が出ました。

さらには、
起業志望者やフリーランスで仕事をしている人にも
情報を提供したところ、
多くの成功者が生まれました。

そして、ある日。

コンサルをした25歳の男の子から
急に電話がかかってきました。

とても興奮した声で、突然

「よ、400万を超えたんです!!」

「え?落ち着いて、
いったい何が?笑」

「売上ですよ!こいけんさんのアドバイス通りにやったら、
とんでもないことになりました!!!
元手も、人脈もゼロだったのに、
いつの間にか人を雇えるレベルになったんです!」

「え?すごいじゃん、それ」

「ほんとーーーに、
おかげさまです!!!!」

一体、彼は何をしたのでしょうか?

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