このお話では、
好きなことで周りの人を喜ばせながら
お金をいただく秘訣がつまっています。

きっと、あなたの中で
ビジネスを立ち上げることに対する
ハードルもとっても下がります。

どんな方が読んだとしても
必ず参考になる部分がありますので、
ぜひ、ご自身にも当てはめて
読み進めてください。

彼の名前は田口健児くん、
静岡の田舎に住む25歳。

結婚をし、子供が生まれたばかりになのに、
勤めていた会社から
リストラをされてしまったという状況でした。

「実は、元手もアイデアも何にもないんです・・
ど、ど、どうしたら、ゼロからビジネスを作ることが
できるんでしょうか?」

「はは、焦る気持ちは分かりますが、
じゃあ、まずは自分の好きなことや、
やりたいことから考えてみましょうか」

「はい」

「いくつか質問をしていきますので、
考えながらススメましょう」

「よろしくお願いします」

「では、まずは田口くんの好きなことって、
どんなことがありますか??
ビジネスになりそうとか、そういうことは
気にせずに考えてみてくださいね。

純粋に、これをしているときは楽しい!
と思えることでも、昔好きだったなということでも、
今、特に興味のあることでもかまいません。
本当はやりたかったけどできなかったことでOKですよ」

「は、はい・・」

「じゃあ、私はいったん席を外しますので、
好きな音楽を(ヘッドフォンで)ガンガンにかけて、
思いつくままに、書きなぐってみましょう」

「分かりました!」

1時間後・・

「できましたか?」

「はい、これだけ書き出してみました・・」

「うわー、いっぱい出てきましたね。笑
大好きな音楽をガンガンにして、出すアイデアや内容は、
潜在意識から出てくるものであることが多いんですよ」

その時に、出てきた内容は
100くらいありました。

セミナーに行くこと、野球をすること、野球を見る、
子どもと遊ぶこと、YouTubeでドラマを見る、
いろんなジャンルのことを知る、英会話を習いたかった、
女性とデートする時に喜ばせること、美味しいお酒を探す

本屋さんで1日過ごすこと、子供のおもちゃをヤフオクで落とす、
ヤフオクで友だちの不要品を売ってあげる、映画を観る、
分析すること、表をつくること(←マニアックですねw)
自由な時間を持つこと、旅に出ること
etc・・・

「じゃあ、ちょっと聞きたいんですが、この中でも特に
お金を使ってきたことってなんですか?」

「えーっと・・、本代ですかね・・」

「ちなみに、どんな本が好きなんですか?」

「けっこうジャンルは問わず読むんです。
小説も読むし、ビジネス本も自己啓発本も、
カルチャー系も、雑誌も大好きですね。。
家にも、ものすごい数の本があります。」

「すごいですね!
なるほど、じゃあ得意なことってなんです?」

「分析とか、データをまとめたりすることです」

「それまた、すごいです!
私は、データとか数字が苦手なので、
それが出来る人は本当に尊敬します。
じゃあ、逆にやりたくないことは?」

「え?やりたくないこと・・
人の命令で動いたり、自分のペースを乱されること・・
それと、お客さんに喜ばれないのはとても嫌です。
たくさんの在庫を抱えるようなビジネスもしたくないし、
人が喜ばないことで、稼いでも意味が無い気がします」

※自分が絶対に【やりたくないこと】をハッキリさせる。

これは、自分の幸福度が上がる
最強のポイントです。

絶対にやりたくないことを
やらずに済むだけでも、
ストレスがなくなります。

「いいですねー、じゃあ、先ほど出てきた中でも
特に、熱がこもっていた「本について」ですが、
例えば自分が本屋さんを持てたりしたら嬉しいですか?」

「それは最高です!毎日好きな本が読めたら・・
考えただけでワクワクします(^^)
でも、本屋さんをやるにはたくさんのお金が
必要じゃないですか・・」

「ふふ、いいですねー。
じゃあ【せどり】って聞いたことありますか?」

「え?せどり?
あの、本を中古で安く買ってネットで高く売るやつですか?」

「はい、そのせどりです」

「あんまり考えたことがなかったですけど、
なんとなく、初めに本を仕入れるたくさんの
お金がないとできないと思い込んでいます。
それに、毎日仕入れに行ったり、出品したり
発送したりと大変なことだらけなイメージがあります」

「ふふ、実は1円もお金をかけなくても
本を売ることはできるんですよ。
しかも、自分は何もしなくてもそういう仕組を
つくることができます。
更にいうと、自分の読みたい本だけを好きなだけ
読めるようになる方法もありますよ。」

「え!?どういうことですか?」

「はい、じゃあ整理しますか。
田口くんは本が大好き。そしてたくさんの本を読みたい。
自分の本屋を持てたら最高、自由が好き、在庫は持ちたくない。
お客さんに喜んでもらえるコトが好き。」

「はい」

「それを全部叶える方法があります」

「え?どうやって??」

「じゃあ、また質問に戻りますね

田口くんが本屋さんをやっていたとしたら、
お店で商品が売れる以外にもネットで本が売れたら
嬉しくないですか?」

「はい、そりゃ売れる量が増えるし嬉しいです」

「じゃあ、世の中の中古の本屋さんは、
みんなネットで本を売っていると思いますか?」

「あ・・売ってないところも多いと思います」

「それを、田口くんが手伝ってあげたらいかがですか?
しかも、本を送る時に同時に買い取りのチラシを
入れるお手伝いをしたり、ますます売れる手伝いをする」

「そんなことできるんですか?」

「はい。本の転売のノウハウなんて好きなだけ転がっています。
だから、田口くんが街の古本屋さんよりも知識を多く
持っていれば、コンサルというか手伝いができるんです。」

「・・そういうもんですか・・」

「コンサルではなくても、まずは本屋さんの
【スペシャル店員】として私を雇いませんか?でもいいですよ」

「いえ、やっぱり自分でビジネスを立ち上げたいんです!」

「なるほど、オッケーです。じゃあこう考えましょう。
【自分は古本屋の売上をあげるコンサルタント】だと」

「コンサルタントなんてやったこともないし、
できる気がしないんですが・・」

「はは、大丈夫です。コンサルタントに資格はないし、
だれでも名乗ったその日からコンサルタントですよ。
世の中のほとんどの社長やお店のオーナーは、
マーケティングも自己啓発も勉強してないんです。
ちょっとの知識があればOKです」

「なるほど・・じゃあ、元手ゼロで古本屋の売上を
あげるには、どうしたらいいんですか?」

「はい、古本屋さんの代わりにネットで本を
売ってあげる手伝いをするんです。中古本の金額よりも
ネット上の金額が高い本をリストにして、田口くんが
代わりに売ってあげる。中古本と売れた金額の差が
田口くんの利益です。」

「じゃあお店の全部の本の金額と、ネットの金額の差を
まとめてデータにして、本屋さんで売ると同時に
ネットショップでも売るんですね?」

「はい、そうです。それもちゃんと本屋さんの許可を取って、
営業時間外に調べさせてもらうようにすると最高ですね」

「本屋さんとAmazonで同時に売れたらどうしますか?」

「Amazonのショップ欄には
(店舗でも併売をしていますので、売り切れの場合は
ご返金させていただきます)でOKです。
実際そういう人が多いですよ」

「なるほど。。。でも、気になるのが
それじゃあいつまでたっても自分が常に
調べ続けなきゃならない気がするんですが・・
それに、売れたら発送もする感じですか?」

「ふふ、中古本すべての金額を表にしてもらうアルバイトと、
そこでできた表(金額抜き)を他のアルバイトに渡して、
Amazonで売っている本の金額を表にしてもらうと?」

「なるほどー!それなら真似をされることもないし、
バイトに外注できるようにすれば自分も自由ですね!
あ、発送も本屋さんのバイトさんにお願いすればいいのか!」

「もちろん、他のせどりをやっている人と差をつけるために、
買ってくれた人には、とにかく喜んでもらえるサービスを
付加したら楽しそうですね。」

「はい!この本を買ってくれた人には、これもオススメです
よとか、ちょっとした情報のプレゼントをしても喜ばれます」

「さらに、ネットショップから売れた分の利益の30%は
自分にください!というオファーもかけられそうですね。
もしくは、本が大好きならお手伝いをするお礼に、
自分の好きな本をもらえる、ということを報酬にしてもいい。」

「うわー、ワクワクします!」

「これって、なんとなく「お金をかけずに自分の本屋さんを
持っている感覚」
に近い気がしませんか?」

「はは、ちょっと強引ですが、すべての本を読み放題になる
なら確かに自分のお店を持っているみたいですw」

「さらに、忘れちゃいけないのが【枠を広げる】です。」

「え?さらにですか?」

「この一連の流れをノウハウにしたらどうですか??」

「私とかぶらない、他の地区の古本屋さんの売上をあげる
【古本屋コンサル】を養成する塾のようなことができそうです!!!」

「いいですねー。じゃあ、まず何からはじめますか?」

「さっそく、古本屋さんを片っ端からあたってみます!」

・・・・・

ここまでが、コンサルの内容です。
この間、わずか2~3時間程度でしょうか。

ふつうに転売を考えると、
安く仕入れて、高く売る、が基本です。

でも、それでは初期費用がかかりますし、
金額を調べている時にお店に嫌がられます。

だから、それを中古の本屋さんに了解を得て、
【コンサルタント】という立場で
実行しました。

バイトも雇って自動化した結果が、
「400万円になったんです!!!!」
という、興奮気味の電話でした。

【自分は働かずに古本屋の売上を上げるコンサルタント】

彼は、最終的に
「この仕組」を実践したい人に
フランチャイズ的に「ノウハウ」を
売りました。

その売上は、
毎月100万円程度の利益だそうです。
本のAmazon出品のお手伝いで利益が50万円。
その他にも、毎日好きな本が
読み放題というおまけつきです。

田口くんには、
ビジネスセンスなんてありませんでした。
(田口くん、ごめんなさいw)

それでも、できるんです。

たった数ヶ月で、
月収100万円を突破しました。

彼は自分の大好きなことで
ビジネスを立ち上げ、
思い描いていたような
自由なライフスタイルを築いています。

自由なライフスタイルを築くためには、
「ただ稼ぐ」のではなく、
「自分が好きなこと」をはっきりとさせて、
それをいかにビジネスにするのか。

先に言っておきますが、
お金儲けは難しくありません。

ほんのちょっとのコツと
大切にするべきことさえしっておけば、
大丈夫なんです。

次のページでは、
私が記憶喪失になっても忘れたくない
内容を書いています。

でも、特に気合いを入れて
読む必要はありません。

力が入った状態では、
頭に内容が入ってきませんので、
楽しみながらリラックスして
読んでくださいね。^^

好きなことでビジネスをして自由なライフスタイルを得る、シンプルで簡単な方法とは?
  • 第1章