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「ビジネスを始めて失敗する確率75%」
こんな数字があるんです。
実は、経済産業省が調査した「中小企業白書」のまとめたデータでは、10年で倒産する確率75%超とのデータが。
最近、大手企業もダブルワークを認めていることや、SNSなど自己表現ができる場が増え、自分で何かを始めたいと思っている人が多くなっています。
しかし、なぜここまで多くの人がビジネスを始めるのに失敗してしまうのか。
今回は、何かを始めたいけど、どうしていいか分からない人が陥りがちな、3つの注意点を見ていきたいと思います。
壁その1;お金が無いと起業できないと勘違いしている
何かを始めるときにお金が必要だと思われがち。
なかなか踏み出せない人の特徴として、
事務所資金、人件費、広告費…。など出費のことを考えてしまい、なかなかスタートができない人がいます。
総務省の統計によると、企業に必要な費用は500万円というデータも。
しかし、自己資金が無くても、簡単に始められる方法はいくつもあります。
一番手軽な方法は、今あるシステムを使ってお金かけずにビジネスを始めること。
例えば、
ハンドメイドのマーケットサイト「minne(ミンネ)」。
minneでは、自分が得意とする手作りの商品を製作して販売することができます。しかも、会費は無料で、操作も簡単。
ここで、自分の得意な商品を出展した人の中には、たくさんのファンがついて人気作家になり、自分の手作りワークショップを開催している人や、本の出版をしている人も多くいます。
他にも、
自分が使わなくなったものを売れる「メルカリ」。
こちらも、年会費は無料のサイト。このサイト上でいらなくなった物を売って、お小遣いを稼ぐこともできます。
さらに、たくさんの商品を売ることが得意な人は売るだけでは終わりません。
自分が得意とする「メルカリで売れるためのノウハウ」セミナーを開催して成功しています。
何かを始めるとき、お金に対するハードルを上げてしまいがちですが、実は今あるツールやサイトを使ってビジネスを始めることができると思いませんか。
失敗している人の特徴は、
まず、はじめの一歩を踏み出す前に準備期間を長くとってしまうこと。
そして、仕事を始めるために大金が無いと始められないと考えていることが特徴です。
壁その2;ホームページ作成にお金をかけないとダメだと誤解している
自分が売りたいものが見えてきたあなた。
次に問題となるのが、自分の商品を紹介する方法です。
ホームページを製作するには、パソコンが不得意だし、お金がかかる。と思っていませんか。
確かに、
ホームページを外部に委託すると相場で60万円、月額する費用とサーバー使用料で毎月平均3万円はかかるというデータもあります。
年間約100万円弱。始めることを諦めてしまう金額ですよね。
でも、いまは無料で製作することもできるツールがあります。
例えば、
無料でホームページが製作できるAmeba Ownd(アメーバ オウンド)というサイバーエージェントが提供しているサービスや、全世界で5000万以上のユーザー数・24時間問い合わせ可能なWix(ウィックス)。
中でもおススメなのがペライチ。
「あっ!と驚くほど早く簡単。 誰でもホームページ作成を!」をコンセプトに、数十分でホームページが無料で作成できます。
ホームページを作れば、PC、スマホ、タブレット、全てのデバイスで自動的に最適化してくれる機能や、課金をすれば、販売手数料無料で決済機能も付けることも可能。
これらを駆使すれば、無料で簡単にあなたのサービスを世界中の人に知らせることができます。
しかし、無料でホームページが作れたとしても、魅力的なホームページでないとお客さんは集まってきません。デザイン性はもちろん、内容を理解してもらえないと相手はあなたの商品を購入してくれないのです。
では、どうしらいいのか。
次のところで、その解決方法を見ていきましょう。
壁その3;ホームページがあれば売れると思っている
やりたいこと見つかって、ホームページの準備も整ったけど、なかなか集客ができないと思っている人も多いのでは。
それはもしかしたら、あなたの文章の書き方に問題があるのかもしれません。
毎日の生活には、たくさんの情報が溢れており、人はたくさんの文字を目にしています。
その人に、あなたの文章を読んでもらうには、実は読まれるための文章の書き方があったのです。
文章を書く上で失敗してしまう例としては、
・興味を惹かないタイトル
・何が書かれているか分からない文章
・誰に書かれているか分からない文章
などがあります。
一番多い文章の失敗は、
文章の中にたくさんゴールを盛り込んでしまうこと。
自分がおススメする商品ですから、たくさん魅力を伝えたくなってしまいがち。
大切なのは、何を1番伝えたいか相手に伝わる文章であることが重要です。
例えば、ダイエットをしている人に対して売りたい商品であれば、
「痩せて、髪もきれいになって、色白になる」より、
「○○を使うと、1週間後にマイナス5キロ」
の方が伝わりますよね。
この言いたいことを一つに絞るテクニックを「ワンメッセージ」と言います。
商品をお客さんに伝えるためには、シンプルに分かりやすく伝えると理解してもらえるようになります。
そして、文章力を身につけると、
・タイトルを変えただけで集客10倍
・ユーザーの悩みをなくして獲得数6倍
・ターゲットを絞って売上3倍
でも、今紹介したものは、ほんの基本のテクニックにすぎません。本当に大切なことはお客さんが読んでしまう文章です。
このように、文章には人がついつい読んでしまう法則というものがあるんですね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。