先に、3つのマインドをプレゼントします。

1:人の成功を助ける人が幸せに成功する
2:人の期待を超える人が幸せに成功する
3:感謝し続けられる人が幸せに成功する

この3つのマインドを手に入れれば

人生が好転することはもちろん
ビジネスでも成功して「常に幸せ」
という状態を手に入れることができます。

あなたは、お金を手に入れたいだけではなく、
「幸せ」を手に入れたいはずですよね?

マインド1:人の成功を助ける人が幸せに成功するとは?

「お金」は誰が運んできてくれるものでしょうか?
言うまでもなく「人」です。

あなたがどんな商品をつくろうが、
どんなサービスをしようが、
人と絡まずに大きなお金を手に入れることは難しいでしょう。

だから、あなたが人の成功を手伝うと
あなた自身も成功しますし、
感謝されるので幸福感も増します。

成功を手伝うとは、
★お客さんの困り事を解決してあげる
★世の中のビジネスがより良くなるように手伝う
★お客さんの欲求を満たす手伝いをしてあげる
★お客さんが得になるような手伝いをしてあげる

逆に人から奪おうというマインドで
ビジネスをしてしまうと、一時的にお金を手に入れても
「このお金がなくなったらどうしよう・・」
という不安感でいっぱいになります。

また、人から「奪った」お金はいつの間にか
人に「奪われる」こともあるんです。

このマインドを実践するために必要な要素はたくさんありますが、
まずは、このマインドを覚えておいてください。

マインド2:人の期待を超える人が幸せに成功するとは?

人は、何かの商品を買う時も、だれかと接するときも
ある程度の期待をしているものです。

だから、あなたが常にその期待を
1mmでも上回ることができれば、
相手は感動してあなたから離れられなくなります。

お客さんの期待を少しでも上回ってください。

周りの人がしているだろう期待を少しでも超えてください。

これを続けている人のことを
無視できる人はいません。

例)上司にちょっとジュース買ってきて、とお願いされたら
予測を上回るありえないスピードで買ってくる。
これが積み重なると、一目置かれる存在になります。

例)お客さんの予測を、いい意味で裏切ることを続ける。
すると、いつの間にかあなたのビジネスは噂になります。

人の期待を超えるということは、常に自分の成長も
必要になってきます。

ということは・・
人としてどんどん成長できるということなんですね。

マインド3:感謝し続けられる人が幸せに成功するとは?

感謝を忘れた瞬間に、あなたは不幸になります。

ありがとうの反対は「当たり前」。
今ある状況が当たり前だと思うようになると、
ちょっとしたことへの感謝を忘れて、
常に新しい価値を求めないと不幸を感じるようになります。

お金「だけ」を求め、新しい生活を求めると、
洗練された生活を手に入れるためにワインを勉強し、
ワインセラーを手に入れ、スポーツカーを買うと次は家庭用のワゴン。

素敵な家を買うと芸術作品のない家は物足りないと感じ、
周りの人が別荘を買うと自分も別荘を持つ。

余暇も、ちょっとしたピクニックでは不満を感じ、
ヨットや海外での贅沢を周りに見せなくてはならなくなる。

そうやってお金だけを求めている内に、
もっとお金を稼ぐために子供をシッターに預け、
子供の大切な成長のシーンをすべて見逃し、
家族のためにと頑張った結果が家庭崩壊につながります。

「本当に大切なもの」を見失わないように、
常に目の前にあるもの、すでにあるものに対して
感謝をし続けることができるようになると、
日々の小さな小さな幸せにも「心から感動」できるようになります。

無いものに目を向けるんじゃなく、
すでにあるものに十分に感謝をし始めると
心からの幸福感を手に入れることができるんです。

そういった、「幸せ」の根源にあるものを置いておいて、
どれだけお金を稼いでも、あなたは金銭的な成功はあっても
心の幸せを手に入れられなくなってしまいます。

だから、ここでお伝えしたいのは
「幸福感たっぷりのまま、しっかりお金も手に入れましょう」
ということです。

では、ゼロからビジネスを立ち上げるための、
とっておきの秘訣をお伝えしましょう。

繰り返しますが、

読むだけで成功者の考え方と行動パターンが
インストールされる構成になっていますので、
楽しみながらリラックスして読んでくださいね。

秘訣1:お金をかけてビジネスを始めない!

(お金は「できるだけ」使わずに頭を使う)

メンターとの会話を読むと分かるように、
私が今までに立ち上げてきたすべてのビジネスは
初期費用がほとんどかからないものばかりです。

ビジネスの成功確率は10%

毎回ビジネスを立ち上げるごとに
たくさんのお金を使ってしまうと、
実質的にも、心理的にも次のビジネスを
チャレンジすることが難しくなります。

できるだけ、お金を使わずにとことん頭を使ってください。
借金をしてスタートなんて論外です。

私は現在3つの会社のオーナーであり、
1つの会社の経営者。それに起業塾とコンサルタント。
さらにある会社の取締役をやっています。

そして、たくさんの人の会社の立ち上げに関わってきました。
その数々の経験から分かったことがあります。
それは「数で勝負すれば勝てる」ということです。

普通の人の思考は
「ビジネスのアイデアを大切に大切に温めて、
よっしゃ!これでどうだ!」と必ず成功すると信じて
思い切ってビジネスをやって失敗します。

そして起業をあきらめます。

成功確率が10%なら、さっさと10回やればいい

ビジネスは数を経験するとその精度が
どんどん上がっていくものです。

サプライズで起業すると決めて、
いくつもの事業で失敗をしてきました。

× 誕生日のサプライズ企画
× サプライズに使えるものだけのプレゼントサイト
× サプライズに使えるお店の斡旋
× 赤ちゃん専用のサプライズ事業
× リムジンやヘリ、花火の手配

そして、現在は
★ 式を挙げていない人専用のサプライズ結婚式の会社
★ 余命が分かっている人向けの遺言サプライズの会社
★ 飲食店がサプライズで売上を上げるコンサル会社

この3つの会社が残っています。

一昨年立ち上げた会社の中でも、
2ヶ月に1つ、新しい事業が立ち上がっています。

では、お金がないのにどうやって
ビジネスを立ち上げて、どうやって儲けるんでしょう?

それは、先に商品やサービスをほしそうな人に
「具体的にどんな商品がほしいか?」
をリサーチして「こんな商品があれば買うよ!」
と声が多く集まったものをつくる。ということなんです。

普通はこうやります。

この商品が売れそうだ商品を作る集客セールス

この順序だと、先にお金が必要です。

そうではなく、

ほしい商品をリサーチ商品を売る入ったお金で商品を作る

この順序に変えましょう。

「え?」と思いましたか?
商品を売るのが先で、それから商品を作る???

そうなんです。

このインターネット時代だからこそ、
「見込み客の方たちに本当に欲しい物をリサーチして
先に商品を売って、お金をいただけたら商品をつくる。」
という流れを実行することができるんです。

先に商品を作ってしまうのはギャンブルです。
売れるかどうか?をリサーチして先に売って(予約販売)から
商品を作れば、初めにお金は必要無くなります。

私が軍資金をつくったサプライズアイデア集も
遺言サプライズも、結婚式のサプライズも
先に売れてから商品を作りました。

売れるかどうか分からないものを、
自分の情熱だけでつくるのは博打です。

あなたが売りたいものが健康食品だとしても

仕入れる販売サイトを作る売る
ではなく
サイトを作る売れるか試す売れた分だけ仕入れる

この流れを意識してください。

3章の田口くんも、売れてから買う→発送するの流れでしたね。

売れたら仕入れる。売れなかったらやめる。
とってもカンタンなことですね(^^)

商品が手元にないのに売っていいの???

はい。
そういう思い込みは捨てましょう。
インターネットが主流になったこの時代だから
先に売る、ということが普通になってきています。

「できるだけお金を使わずに、頭を使う」
まずはこの秘密のルールを試してしてください。

★どうやったら、商品がないのにテスト販売できるのか?
★どうやったら、初期費用無しでビジネスができるのか?

日頃からそんなビジネスモデル例を探しましょう。

コラボをする人=ビジネスの勝者

自分に資源のない場合でも、
場所や資金のある人と組む(コラボする)と
お金をかけずにできることが一気に増えます。

見込み客をたくさん持っている人と組むのも一つの方法。
場所を持っている人と組むのも、コンテンツ保持者と組むのも方法です。

私の会社のコンテンツであるサプライズ結婚式も、
・集客はフリーのウエディングプランナーさんたち
・場所は全国のレストランウエアやハウスウエディングの会場
とコラボをしてビジネスをしています。

集客も場所も自社で構築すると時間とお金がかかりますが、
コラボをすると一切資源がなくてもビジネスができます。

田口くんも、ある意味「古本屋さんとのコラボ」でした。

事例はいくつでも転がっています。
「お金をかけずに」「だれかと組んで」
「できれば先にお客さんが見つかる」

そんなビジネスモデルを考えましょう。

インターネットを使えば、リサーチや
情報収集はいくらでも可能になっています。

では、どんな情報をつかめばあなたが
成功するんでしょうか?

秘訣2:流れをつかむ人が勝つ

(世の中の流れを見極める眼をもつ)

ビジネスの世界には流れがあります。
ブームっていうやつです。

例えば、サッカーのワールドカップの時期には
それ関係のビジネスが盛り上がりますし、
飲食店も店内に観戦用のビジョンを用意するとお客さんが集まります。

iPhoneが流行り始めた時に、
高齢者向けにスマホ初期設定のサービスを始めれば
相当な需要があるので集客が楽なんですね。

私自身、結婚式サプライズを始めた理由の一つに
「スマート婚」が流行るだろうという流れを
意識していたからです。

実際、時代の流れがあったおかげで
たくさんのご紹介をいただける形にもなりました。

流れさえつかむことができれば、
一撃で数千万、数億のキャッシュを
稼ぐことができてしまうんですね。

大震災で、放射線もれが騒がれたら、
放射線測定のサービスを行う。

シェアの流れがきてる。。と情報を掴んだら、
シェアハウス事業をできないか?と考える。

田口くんも、当時流行り始めていたせどりを、
違う切り口で実践することで大きく流れをつかみました。

さらにいうと、流れの中でも特に

問題解決がお金になる
ということは、ぜひ意識しておきましょう。

世の中の問題、あなたの抱える悩みは、
それを解決することで全てビジネスになります。

問題解決=ビジネス(お金)

世の中には問題を抱えている人がたくさんいます。
というか、問題を抱えていない人は一人もいません。

だから、あなたが問題を解決する人になると、
ビジネスで稼げる人になるのです。

だから、あなたがすべきことは、
世の中の「困りごと」を集めることなんです。

例えば、私のサプライズ結婚式は
「結婚はしてるけど、式をあきらめた夫婦専用の結婚式」

奥さんには内緒で、当日とつぜん結婚式が行われるものです。

友人からウエディングドレスを着た写真を撮るサービス
をプレゼントされた形にしてアポを取り、当日内緒で
みんなが披露宴会場で二人を待つ、というサプライズです。

集客はウエディングプランナーさんにしていただき、
場所は空いている日程のある会場と組んでいます。
(これは秘訣1の中のコラボを使っていますね)

ここに問題が3つありました。

★結婚式を挙げたかったけれどできなかった夫婦
(→無料で結婚式が挙げられる)
★給料が安いプランナー
(→紹介料がもらえる)
★会場に空きがあるウエディング会社
(→会場の空き日を埋めることができる)

この3つの問題をすべて解決できるモデルなので、
とても収益が上がり、みなから喜ばれます。

あなた自身が抱える問題も、
それを解決することで誰かにその情報を
売ることができるようになります。

世の中でまだ解決されていない問題はほぼありません。

だから、あなたはその問題解決法を
見つけるだけで大きなキャッシュを手に入れられます。

私は、以前ビジネスを立ち上げる時は、
「自分でゼロから考えないといけないんだと」
思い込んでしまっていました。

ですが、問題解決=ビジネスという公式を知って、
商品は無限に作れると思えるようになりました。

それからは、「見込み客にどんな問題があるのか?」
を聴くことが楽しくて仕方なくなりました。

例えば自分が、【快眠の枕を売る人】であれば、
その枕を買いそうな人に、ほかの問題や悩みを聞くと
商品は無限に創ることができるというわけです。

ゼロから自分がアイデアを出すのは大変ですが、
お客さんに聴くことができれば
アイデアは無限に湧きでてきます。

ここでも、秘訣1の「いかにお金を使わずにやるか?」
を意識していくことがポイントになります。

お金をかけずにできれば、いくらでも失敗ができます。

多くの失敗をしていくと、流れをつかむことも
とても上手になっていきます。

いやいや、こいけんさん。
そんなコトを言っても私には何もないんです・・
ビジネスなんてできるわけないじゃ無いですか・・

そう思うかもしれませんが、
ぜひ秘訣3を読んでみてください。

秘訣3:「差」がビジネスになる

~情報の差や他との差があれば稼げるビジネスになる~

これは、どんなビジネスでも当てはまる法則です。

差とはなんでしょうか?
●情報(知識)の差
●時間の差
●使う人の差

いろんなことが考えられますね。

●例えば、情報の差を例にとってみましょう。

ビジネスの知識が相手のビジネスの知識よりも上回れば、
その差は全てお金に変わります。

それもその差は10倍必要?5倍必要?

いえいえ、相手よりもたった25%くらい
あなたが上回っていればそれで十分です。

例えば、スマホを買ったばかりの高齢者の方に、
あなたが普通に知っている情報をお伝えするだけで
とても感謝されてお金がもらえます。

あなたが当たり前にできることでも、
世の中にはそれができずに困っている人がたくさんいます。

私が普段しているコンサルティングも一緒です。
知識や情報の差がビジネスになっています。

ちなみに、企業向けのコンサルテングは、
月に1回2時間、社長と会うだけで
30万円~50万円をいただいています。

この金額は高いでしょうか?
それとも安いでしょうか?

私が社長にマーケティングのアドバイスをしたり、
コーチングを実施したりする。
そして、その会社の売上が半年で月商800万円から
2000万円に増えたことがあります。

もし、社長が私に出会わずに、
1円も売上をアップできなかったとしたら?

アップした売上の1200万円のうち、
半分の600万円を生か報酬としていただいても、
社長にとっては嬉しいことですよね。

年商で言ったら1億4400万円のアップですから。

ちなみに、その社長にアドバイスしたことは、
マーケティングの本を10冊も読めば分かる内容です。

その程度の知識量の違いで、数百万から数千万円の
利益を出させてあげることができ、多くの報酬がもらえる。

この「情報量の差」がポイントです。

例えば、
あなたに税務の知識があり、相手の会社の帳簿を見て、
500万の還付金をもらうことがわかったとすれば、その会社から
100万円もらって税務相談を受けることも可能ですよね。
100万円払ってもその会社は400万円もらえるわけですから。

例えば、
あなたが映画が大好きだとして友人に
「彼女と観るのに最適な映画を選んであげる」
だけで、友人からご飯をご馳走してもらえます。

田口くんも、本屋さんが知らない情報をプレゼントしたり、
価値を付加してあげることでコンサルもでき、
実際にお店の売上を上げる貢献が出来ました。

これが情報(知識)の差です。

●次に時間の差を例にあげましょう。

例えば、あなたがケーキ屋さんをやっていたとします。

ふつうのケーキ屋さんは
朝10時~夜20時の営業時間です。

ここで「営業時間」に差をつけます。
開店時間が夕方16時~閉店時間が朝6時。

いかがでしょう?
場所によっては、爆発的に売れるようになります。

実際に新宿の歌舞伎町からほど近い中野坂上の
とあるケーキ屋さんは上記の営業時間です。

夜のお仕事をする人が列をなし、
夜中に誕生日をお祝いしたい人が誕生日ケーキを
求めて遠方からやってきます。

また、夜中にだけやっている畳屋さんは
飲食店がお店を閉めた後に畳替えを
お願いするニーズにマッチして行列ができています。

他の店舗との時間の差です。

あなたがセミナービジネスをしているならば、
あえて、他の人と時間に差をつけましょう。

夜の23時にスタートするセミナーや、
早朝6時から始めるセミナーをするだけで、
お客さんが集まることがあるかもしれません。

●人の差

では、使う人を変えてみたらどうでしょう?

埼玉を中心に爆発的に伸びている
ホームセンターがあります。

ケンデポという名のホームセンターですが、
実はこのお店「建築業者専門」のお店です。

店員さんはみな建築業者の出身者。
だから業界用語もすべて通じる。

業者専門だから6時からお店が開きます。
現場に行く前に資材をすべて揃えられるんです。

業者の方だけが使うので、工場や空き店舗をそのまま使い、
特に内装にお金をかけていません。

使う人を他のホームセンターと差を付けているので、
やることも明確になり、どんどん売上を伸ばしています。

その他にもNYにあるデザイナーズホテルには
「ゲイ専門」というものもあります。
世界中から噂を聞きつけたゲイが集まるそうです。

(使う人の)差があるだけで、ビジネスは飛躍しますね。

英会話をやっていたとしたら、
例えば、社長専門の英会話をやってみる。

社長の移動中に、車の隣で英会話を教えるなんて、
そんなサービスだったら利用したい人が
いるかもしれませんよね。

じゃあ、どうやったら「差」を見つけられるのか?
それは何度も繰り返しますが「顧客に聴く」ことです。

どんな悩みを抱えているのか?
どんな問題を抱えているのか?
どんな欲求、情熱があるのか?

とにかく聴きまくりましょう。

ちなみに、情報の差に戻りますが、
試しに、このレターでお伝えしている
情報をプリントアウトして普段持ち歩いてみてください。

そして周りの誰かからビジネスの相談を受けた時に、
この紙をこっそり見ながらアドバイスしてみてください。

恐らく相手は驚きを隠せず、
あなたに突然ビジネスパートナーとなって欲しいと
依頼してくるかもしれません。

私は決して空想の世界で言ってるわけではありません。
本当に試しに一度やってみてください。

相手にはそういう知識がないので、
相手からしてみたら、あなたが天才に見えてると思います。

では、次の秘訣です。

秘訣4:極限まで絞り込むと勝つ

~お客さんを絞り、ビジネスを絞る~

お客さんは究極まで絞ると儲かります。

ちょっと想像してください。

ここが銀座の歩行者天国だとします。

あなたは女性で埼玉県に住んでいて
小さな子供がいると仮定します。

ある人がメガホンで大きな声で
「女性の方ーー!」と叫んでいるのと
「20代埼玉県にお住いで小さな子供のいる女性のかたー」

と呼ばれるのとでは、どちらが振り返りますか?

これで、振り返らなかったとしても、
「あなたの名前」を呼ばれたら振り返りませんか?

つまり、あなたの条件にぴったりはまることを
読み上げられたら「それって私のことじゃん」
と振り返りたくなるものです。

ということは、あなたの商品も、ギリギリまで
対象のお客さんを絞ることで振り返る人が
”逆に”増えるということになります。

そしておもしろいのが、
その名前の人のことを知っている人も振り返ります。

あなたに「こいけん」という親友がいたら、
街で「こいけん」という名前を聞いたら反応します。

たとえば、
日本一のネジ工場専門コンサルタント、という方がいらっしゃいます。
この方には全国のネジ工場以外の工場からも依頼がきています。

「工場」というくくりで、狭くても日本一なので
各工場からも依頼が来たんです。

さらに、ビジネスの内容も
極限まで絞り込む、というのは一緒です。

例えば私は、企業当初は
「サプライズコンサルタント」を名乗っていました。

そのままでは大きすぎたのか、
特に仕事が来ることはありませんでした。

その肩書を

結婚式専門のサプライズコンサルタント

式を挙げていない夫婦専門の結婚式サプライズコンサルタント

ここまでビジネスを細かくしたところ、
仕事がどんどん舞い込んできたんです。

ニーズがあって、ニッチであればあるほど
あなたは一人勝ち状態を作ることができます。

私が立ち上げた遺言サプライズというビジネスも
タイムマシンサービスという物が存在していたものを
対象を「余命が分かっている人限定」に絞り込んだところ
爆発的に売れる商品になりました。

絞れる限界まで、対象のお客さんを絞って、
ビジネスの内容も絞ってみましょう。

ダイエットトレーナー

昔の理想の体型に戻すダイエットトレーナー

産後の30代専用の体型戻しダイエットトレーナー

絞るということは「捨てる」ということです。
「世の中のたくさんの人に使って欲しい!」
と考えると、逆に誰にも届かない商品になってしまいます。

また、ビジネスも多展開すればするほど
何をやっている人か分からなくなり、
人に紹介されることもどんどん少なくなるでしょう。

こいけん=いろんなことをやっている人
よりも
こいけん=遺言サプライズの人

の方が伝わるんです。

「何を捨てるか?」を徹底的に考えてみましょう。
捨てて、シンプルになればなるほど儲かります。

iPhoneの初期設定サービスを、すべての人に
してしまうと、集客できませんが、

「60代以上で、孫と写真やメールのやり取りを楽しみたい高齢者専用」
にすると、人を集めやすくなります。

秘訣5:聞く人だけが稼げる人

私の運営する起業塾での1回目の授業は、
必ず「リサーチ」の重要性からスタートします。

よく、ゼロからアイデアをつくるべきだとか、
斬新な発想が必要だなんていう人を見かけますが、
ゼロからのアイデアなんてありません。

アイデアはお客さんから聞いて見つけるものです。
「流れがあるビジネス=稼げる」という話をしました。

例えば、高齢者向けのiPhoneの設定サービスは、
設定だけをお手伝いするわけではありません。

このサービスを始めた人は、
高齢者は孫たちと写真やメールのやり取りをすることが
一番の目的ではないか?と思い込んでいました。

そこで、追加のサービスとして、
初期設定のサービスとともに、孫が喜ぶメールや写真のやりとり方法、
というセミナーが売れると思いきや・・

実際には、高齢者の人が「高齢者向け出会い系」の
サイトを利用するのにスマホを使いたいという需要があったのです。

これは、高齢者さんにその事実を聞かなければ
まったく分からないことです。

だから、あなたがすべきことは、
ゼロから何かを生み出そうとムダに考えるのではなく
お客さんに「何がほしいのか?」を聞いてしまうことです。

アイデアは、無からつくるものではなくて
「お客さんに聞いてみつけるもの」

なんですね。

ここで、アイデアの出し方について
ちょっと勘違いをしている人も多いので
もう一つの秘訣をお話します。

秘訣6:売るものはお客さんの「未来」

~お客さまは商品を欲しくない。
経験や感情、得られる状態、結果を売ると儲かる~

お客さんは商品をほしいとはまったく思っていません。

この時に使える公式が

お客さまは◯◯は欲しくない
△△したいだけなんだ!
それによって□□な感情(生活)がほしいだけ!

この空欄を埋めると、あなたの売るべきものが見えます。

例)あなたが枕を売っている
お客さまは枕が欲しいわけじゃない。
快眠したいだけなんだ!
快眠によって健康的で長生きがしたいだけなんだ!

とすると、あなたが売っているものは、
「お客さんの長寿」を売っていることになります。

ということは、売るものは枕でなくても、
長生きができるサプリでも、健康食品でも
お客さんがその感情を手に入れられるなら、
なんでもOKだということなんです。

例)先ほどのiPhone設定を例にとると
高齢者はiPhoneの初期設定を欲しいわけじゃない!
スマホを使って新しい出会いを欲しがっているんだ。
それによって、ドキドキする日常を手に入れたいだけなんだ!

こう考えると宣伝のコピーも変わります。
さらに、売るものも変わる可能性があります。

高齢者に初恋のようなドキドキする感情を
提供することができるなら、その商品は
高齢者向け恋愛セミナーでも、恋愛コーチでもいいんです。

例えば、空港にあるドラッグストアでは、
「睡眠補助薬」が良く売れていました。

ですが、ここで秘訣の「未来」を意識すると
快眠サプリや睡眠補助剤だけを売るのではなく、
「飛行機の中を快適に過ごす未来」を売ってみる。

すると、サプリや薬だけではなくスリッパや
腰が痛くならないエアークッション、
それにアイマスクなんかも一緒に売れるようになります。

「飛行機の中を快適に過ごす3つのポイント」

「疲れをためずに熟睡できると、目的地に着いた
その瞬間から旅を楽しめるようになります」

「飛行機疲れでせっかくの1日を損したくないあなたに」

というコピー等と一緒に売るだけで、売上はあがります。

ヨーロッパ旅行に数十万円かけていく人に向けて、
2000円の睡眠補助剤のおかげで1日余計に元気に
楽しめるんだ!という経験が伝わると売れる。

だから、あなたのすべきことは
「未来を見せてあげること」です。

するとお客さんももっともっと喜んでくれるし、
商品は爆発的に売れるようになります。

秘訣7:集客商品と利益商品を分ける

ビジネスで一番大変な部分は「集客」です。
集客ができてしまえば、あなたの商品は売れます。

そこで、集客の出来る商品
収益が上がる商品をキッチリと分けてしまいましょう。

ほとんどの起業家は一つ目の商品で結果を求めて
すぐにお金を手に入れたくなってしまいます。

ですが、商品を「集客商品」と「収益商品」に分けられる人が
生き残る起業家なんです。

★モンキーマインドを捨てる
これは、いつも私がメンターに言われたことです。

モンキーマインドとは短期的に考えることです。

「短期的になればなるほどあなたは貧乏人になるわよ」
と常に言われ続けていました。

逆に長期的に考えれば考えるほど、お金持ちになる

収入の多い少ないは、以下の順です。
日雇い労働者 < サラリーマン < 社長 < 豊な成功者

日雇いの人が一番ものごとを短期的に考え、
大富豪の人たちは5年10年の長期スパンで考えます。

ビジネスや副業を始めると資金がスグにほしいので、
一つ目の商品でなんとか収益をあげよう!と意気込み、
焦りが伝わってまったくお客さんが集まらない。

こういうことが本当に多くあります。

そこで、一つ目の商品は完全に
「集客をするための商品」と割りきってしまいます。

ここで、ポイントなのが「出し惜しみをしない」こと。
そして、「下手に利益を出そうとしない」こと。

そして、集客をするための商品は
お客さんの未来を見せてあげる商品にする
(秘訣6)ということがポイントです。

一つ目の商品は、広告をかけてトントンだったり、
無料でこんなものが手に入るの?というレベルの
情報を用意したりします。

提供すればするほど、あなたは稼げるようになります。

例をあげます。

コーチであるあなたが、
5000円の参加費の目標設定セミナーに
広告費50,000円で10人を集客(儲けゼロ)

その追加商品として、30万円のコーチングを5人に売る。
(セミナーは集客のための商品、収益となる商品はコーチング)

利益は150万円です。

でも、あなたが初めのセミナーで利益を出そうとして、
セミナーの金額を2万円にしたとします。
広告費を10万円かけて、もし20名集まっても、

利益は30万円です。

これが、集客商品と収益商品を分けることのパワーです。

他にも、無料で与えられるもので、
売上をどんどん伸ばしているビジネスも多いですよ。

●店先で無料でコーヒーを配り収益を2倍にした
 カルディコーヒーファーム
 集客商品は店先で配るコーヒー
●幸せな小金持ちの小冊子を無料で100万部配って、
 ベストセラー作家になった本田健
 集客商品は無料の小冊子
●すべての料理が検索できる仕組みを無料で提供して、
 会員制で利益を上げるクックパッド

ちなみにディズニーランドも、
「集客商品はアトラクションとキャラクター」
「収益商品はグッズと食事」
と、きっちり商品を分けています。

ディズニーランドの儲けの60%は食事とおみやげです。
快適な空間と楽しさを提供して、リピーターを育てています。

先ほどのiPhoneを例にすると・・

高齢者向けにスマホ設定のサービス(集客商品)利益ゼロでOK

お客さんに聞いてみて分かった欲=出会いたい

スマホを使った高齢者同士の出会い系の攻略コンサル(収益商品)

このようにすれば、圧倒的に利益を出すことができるんですね。

さて、7つの秘訣をご紹介しましたが、
どう感じたでしょうか?

お金儲けは難しいものではないと思いませんか?

うまくいく人はパクる
~アイデアは何かと何かの組み合わせでしかない~

先程も少し触れましたが、
「ゼロから作られたビジネス」なんてほとんどありません。

うまくいく人は、すでにあるものを改良したり、
新しい分野の何かと組み合わせることで
新しいビジネスになっているのです。

「アイデアは、既存のアイデアの新しい組み合わせ以外のなにものでもない。」

これは、ジェームスWヤングの有名な言葉です。

組み合わせを考えずに、ゼロからビジネスを
生み出そうとすると思考はなかなか進みません。

すでにあるものと、あるものを組み合わせましょう。

思考が止まったら、お客さんに聴く。

そして、うまくいっている人や仕組みがあったら、
それをそのまま変えずにパクってやることです。

「レシピ」を手に入れること。

超一流のプロの料理でも、そのシェフがつくった
レシピを見ながら料理を作るとほぼ同じものを
つくることができるのです。

本当にすごい人でも、誰かから何かを学んで
それをアウトプットしていたり、何かを足して
それをつくっていることがほとんどです。

「優秀な芸術家は真似る、天才はパクる」

ピカソの言葉で、スティーブ・ジョブズ
がよく社員に向けて引用していた言葉です。

私は、メンターの教えをパクることで、
自分がビジネスを成功までにかかる時間を
「10分の1」にまで減らすことができました。

すでにあなたのやりたいことで
うまくいっている人を見つけて答えを聞きましょう。

基本は
TTP(徹底的にパクる)

同じ業界なら
TKP(ちょっと変えてパクる)

これを守ってください。

上手くいかない人の特長は、

1:完全にオリジナルじゃないとダメだと思っている
2:間違った人から学んでいる

この2点です。

自分の好きなこと、得意なこと、稼げることで、
それをうまくいかせるために、

★すでに結果を出していて、パクることを許してくれる人
★教え方がうまく門下生が稼いでいる人

こういう人から学ぶようにしてください。

今の世の中では、大変なことがたくさん起きています。

年金問題、日本の国の借金問題、未婚者の増加、
IT化や海外の労働力流入によるリストラ、
海外のテロや高齢化による介護問題・・

あげればキリがないです。

ですが、問題をあーだこーだ言っても、
誰も助けてはくれません。

だから私たちがつけるべき力は、
国に助けてもらえなくても【自分自身で稼ぐ力】です。

アメリカでは徐々に、
「収入源がたった一つしかない=危険」
「自分で稼ぐ力をつけていない=危険」
という思想が当たり前になりつつあります。

じゃあ、どうしたら自分で稼ぐ力を
手に入れられるんでしょうか?

そのポイントを次の5章でお伝えしたいと思います。

ビジネスと人生を好転させる7つの秘訣を見る
  • 第1章